こんにちは!REINAです☆
今日はバレエのバリエーションを難易度別で分けたうちの中級編PART2になります。
PART1をご覧になっていない方はぜひご覧ください。
PART2もコンクールや発表会で人気の曲をメインに紹介していきたいと思います。
シンデレラはその名の通り、シンデレラに出てくるバリエーションです。
まずたいへんなことは、バリエーションの曲が長いことです。
バリエーションで2分あるのは中々長いです。
長いということはそれだけ体力が必要ということです。
振りは特段大きく飛んだり、回転ばかりというわけではありません。
ですが回転、バランス、ジャンプがすべて細かく入っていて難しいです。
バランスが多いのかなと思いきや、回転が中盤に入ってきて、最後には回転とジャンプが混ざって出てきます。
曲調も抑揚が少なく、アクセントをつけにくい上に、
細かい振りが多く一つ一つ丁寧に踊らないと、何を伝えたいのか見えてこない踊りになってしまいます。
シルビアも曲が長く、体力が必要な曲です。
曲の途中で一瞬終わったのかな?と思ったらまだ続く。。という感じです。(笑)
エカルテに脚を上げる振りが多く、柔軟性も必要になってきます。
また、片足を前のアティチュードに上げてそのまま脚を下ろさずにパッセを通って
アラベスクに入るという振りがあります。
それだけでも難しい動きですが、それをトゥシューズで立ったまま動かすという振りがあります。
相当体幹を鍛えていないと、正しい位置にパッセやアラベスクに入れず、崩れています。
またアラベスクターンやトゥシューズで立ったままシャンジュマンをしながら回転するといったレベルの高い振りが入っています。
動画を見ていただいたら分かるかと思いますが
最後に足の裏がつってしまう程大変な振りが待っています。
曲的には、シンデレラとは違い抑揚があり弾むような曲調なので
踊りやすいかと思いますが、
体の軸がしっかりとれていないと踊れない曲になります。
ガムザッティのバリエーションはラ・バヤデールに出てくるバリエーションです。
ガムザッティは、ジャンプや回転などすべてが平均的に入っているバリエーションになります。
なのでコンクールや発表会に出なくても自習で練習すると回転ジャンプ、柔軟全てが均等に踊れるようになり
力が付くバリエーションと言われています。
回転やジャンプ、ポアントワークすべてレベルを上げたいかたにはお勧めです。
振りも大きくジャンプしたり、アティチュードで回転したり、ピケで回転したり
最後にはアラセゴンに足を上げたりと盛りだくさんです。
ですが曲も華やかなので踊っていて気持ち良いと思います。
パキータは、何といっても登場が大事です。
登場がかっこよくないと台無しです。
もちろん踊りもかっこよく踊れなければいけません。
音と同時に一歩ずつ歩くように登場します。
この最初の一歩がとても重要です。
いかに華やかに登場しておっ!!っと思わせることができるか、オーラが大事になります。
なのでパキータの最初の一歩は沢山練習することになると思います。
踊り始めが背中を向けたポーズから始まり、特徴的です。
背中を向けると気が抜けがちですが
背中からもオーラが伝わってくるように踊らないと、
最初の登場シーンが上手に出来てもそれで台無しになってしまいます。
また、振りの中で手を使って踊るところがあります。
ここがとっても難しく、いかに美しく、上品に踊れるかが難しいポイントです。
また、音が大きくなるところから回転が入ってきます。曲の後半から回転が入ってくるので体力的にもきついです。
キトリはドン・キホーテに出てくるバリエーションです。
PART1で上げたドン・キホーテのバリエーションとはまた少し違います。
特徴的なのは、扇子を使って踊るということです。
なので扇子を使ったことが無い方は、まず扇子を上手に扱うのに最初は苦戦すると思います。
振り的には難しい!というものはないのですが、
上体や表情、目線などを上手に表現しないと
キトリは踊れませんのでそこが難しいところなのではないでしょうか?
最初にグランパドゥシャで飛ぶ振りがあるので、ジャンプが得意な方は踊っていて楽しいと思うと思います。
曲が速いのでその分足さばきも大変になります。
以上がバレエのバリエーション中級編になります。
PART2は比較的上級に近い中級のバリエーションを紹介しました。
私も踊ったことが無いバリエーションばかりなので
コロナで舞台もないことだし、自習で練習しようかな。と思っております。
このブログを読んでいただいている皆様も是非練習してみてくださいね☆
REINA